FIREを目指す方法

副収入

最近FIREという言葉が話題になっています。
この記事ではFIREとは何か、FIREの魅力、FIREを達成する方法を2つのステップで紹介します。

FIREとは

FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字をとったものです。

一生で使うお金を定年前に確保して、早期退職をするということです。

FIREの魅力はお金への依存がなくなるため、嫌な仕事をやらずに済む、関わりなくない人と関わらずに済む、自分のやりたいことだけをやれる、などメリットがたくさんあります。

FIREをした後は一切働かず家族や趣味の時間に費やす人もいれば、働きたい時に働く人等もいたり様々です。

お金のために働く必要が無くなるため、精神的負荷はかなり下がります。

FIREの基準

支出<不労所得

FIREを達成するためには、毎月の支出が毎月の不労所得を上回った状態を作る必要があります。

つまり一般的には支出を下げて、不労所得を上げることがFIREを達成するには求められます。

STEP1 支出を下げる

毎月の支払いを見直すことで、支出を下げることができます。

特に少ない労力で見直して効果が大きいものは通信費と保険です。

格安simへの乗り換え

通信費の中でも、特にスマホ代は少ない労力で、大きな節約効果が期待できます。

MMD研究所が行った調査によるとドコモ、au、ソフトバンクといった三大キャリアの毎月の一人当たりの平均料金は5,853円になりました。

楽天モバイルやY!mobile、UQ mobaileなどの格安simの毎月の一人当たりの平均料金は2,510円になりました。

つまり、三大キャリアから格安simに乗り換えるだけで、毎月3,300円程の節約が可能になるわけです。

毎月3,300円の節約を行うと年間約40,000円の節約をすることができます。

格安simだと電波の状態が悪いことを気にする方も多いかと思いますが、私もずっとauを使っていて格安simに乗り換えましたが、正直そこまで差を感じません。

毎月数千円出す価値は無いと思います。

格安simの中でも楽天モバイルは1年間利用料金無料のキャンペーンを行っているため、三大キャリアを使っている人は楽天モバイルに乗り換えるだけで、約60,000円の節約を行うことができます。

保険の見直し

そもそもの話ですが、保険は万が一のときに生活が困窮するような致命的なダメージを負わないために、入ることが目的です。

例えば、自動車を運転していて死亡事故を起こして数千万円や数億円の支払いが生じた場合は致命的なダメージをおってしまいます。

自動車を運転していて擦ったぐらいの傷であれば、数万円の修理代で済みます。自動車を擦ることなんて、普通は年に一回もありません。

車両保険に加入するだけで、数万円保険料が上がってしまいます。

対物対人無制限は万が一の時致命的なダメージを負ってしまうため必須かと思いますが、車両保険はコスパが悪く、お勧めできません。

そもそも車両保険はある程度の貯蓄ができていれば必要ありません。

保険は必ず保険屋が儲かるようにできています。もしもの時に生活が困窮するようなダメージを負わないために保険があります。

ある程度の貯蓄ができていればそもそもほとんどの保険は必要ありません。

貯蓄型やドル建ての保険等もありますが手数料が高く、自分で運用した方が遥かに効率的です。

その他の支出を下げる方法

固定費を下げる方法は他には電力会社を乗り換える、家賃の安いところに引っ越す等もあります。

また、固定費以外の支出を下げる方法として、ふるさと納税もオススメです。
ふるさと納税については以下の記事で解説しています。

STEP2 不労所得を得る

支出を下げたら、次は浮いたお金を投資に回しましょう。

投資で不労所得を得る方法としては大きく二つの手法があります。

株式投資をする

株式投資については以下の記事で解説しています。

株式にはこれからの成長が期待でき株価が上がっていくことが期待されるグロース株、企業として成熟しており配当金の大きい高配当株の2種類があります。

FIREを目指すのであれば、最終的には高配当株の比率が大きくなるかと思います。

グロース株は売買の際の差額によって利益を出すため、一度株を売ってしまえば現金しか残らなくなります。そのため、継続的に利益を出すためには売買を繰り返していく必要があります。

高配当株は持っているだけで毎年配当金を生み出してくれるため、頻繁に売買を繰り返す必要がありません。

グロース株の方は株価が10倍以上と大化けする可能性もあるため、一概に高配当株の方が優れているという訳ではありませんが、不労所得という観点では高配当株の方が優位かと思います。

不動産投資をする

不動産は高配当株と同様に安定的にキャッシュフローを生み出してくれます。

不動産は株式と比較して、資産価値が安定しているというメリットがあります
株式は暴落相場では一ヶ月で半値まで落ちてしまうこともあり得ますが、不動産が一ヶ月で半値まで落ちてしまうことはほぼありません。

株式と比較した時のデメリットは、不動産投資の中でも比較的安価な中古戸建て投資でも数百万円必要になり、始める際の敷居が高いことが挙げられます。

また、不動産には経年劣化があり毎年少しずつですが建物の価値は下がっていきます。

また、入居者が引っ越してしまった際は新たな入居者を入れる努力をすることや、定期的な補修やリフォームなどを行う必要もあります。

上記で挙げたデメリットは、株式と比較してシミュレーションしやすく、おおよそいくらぐらいかかるかは前もって計算しておくことができます。

不動産投資で得られる収入は家賃だけではありません。駐車場や自動販売機などの収入も得ることができます。自動販売機の実際の収入については以下の記事で解説しています。

大道路に面しているマンションは外壁に広告を貼って収入を得ることもできます。
また、最近だとある程度高さのあるマンションだと、マンションの屋上に5G用のアンテナを設置することで収入を得ることもできるようです。

不動産投資について書かれた本は以下の本がオススメです。

不動産投資の勧誘では都内のワンルームマンション投資が活発ですが、本著ではワンルームマンション投資よりも元手が少なくできて、利回りも高い築古のアパート投資について解説しています。
不動産投資初心者にも分かりやすく解説しているため、これから不動産投資を考えている方の入門本としてもオススメです。

その他の不労所得

株式投資や不動産投資以外の不労所得だと、YouTubeで動画投稿をしたり、ブログ記事を書くことなどがあります。
どちらも自分が働いていない時に収益を生み出してくれますが、定期的に動画投稿や記事の投稿をしなくてはいけないため、不労所得という面では株式投資や不動産投資に劣ります。

まとめ

FIREを目指す方法について解説しました。まずはお金を貯める習慣を身に付けて、そこで浮いたお金を株式投資や不動産投資に回すことがFIREを達成するための王道と言えます。

今の小さな積み重ねが将来大きな差になります。今日やれることからコツコツ始めていきましょう。それでは!

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