いきなりですが、私はビビリです。
旅行に行くと家の鍵を閉めたか心配になり、気になる女の子に送るLINEは10分ぐらい考えてからではないとメッセージを送れません。
投資と言えば、投資をしたことがない方からすると素人が手を出すと損をするイメージがあるかもしれません。
ビビリな私が何故損をするかもしれない投資を始めたのか解説します。今回の記事が、私と同じビビリな方の背中を押すことができれば嬉しいです。
ビビリで心配性な私が投資を始めた理由
3年前社会人になった私は大学と大学院の6年間の奨学金と車の購入で周りの同期と比べて、経済的に大きなディスアドバンテージを持った状態でした。
前述の通り心配性な私は周りと同じことをしていると、この経済的な差は埋められないと不安になりました。
そこで、周りとの差を埋めるべくお金や投資について調べました。
世の中の色々な投資を調べた結果、投資信託の積立投資と株式へ投資をすることを決めました。
投資をしないリスク
お金について調べているうちに、投資をしないリスクについて気がつきました。
投資にリスクはつきものですが、投資をしないことにもリスクは存在します。
銀行に預けているお金の残高が減ることはありませんが、お金の価値は変わっています。私が幼稚園生の頃は自動販売機のコカコーラの1缶の値段は110円でした。それが今では値段が上がり、130円にまで上がっています。インフレです。
ニッセイ基礎研究所から、2020年から2030年にかけて日本のインフレ率は平均1.3%になると予想が出ています。つまり、2020年から2030年にかけて利回り1.3%以上で資産運用をしていないと結果的に損をするということになります。日本政府もインフレ率2%を目標に掲げています。
現在大手メガバンクの普通預金金利は0.001%となっており、銀行にお金を預け続けているだけでは預金金利がインフレ率に勝てず、損をしてしまう状況となっています。
投資をすることにはリスクが付きまといますが、投資をしないことにもリスクが付きまとうことになるということです。
どちらにせよリスクが付きまとうのであれば、自分の許容リスクを考えた投資を行う方が良いと考え、私は投資を行っています。(もちろん最低限の生活防衛資金は現金で持っています。)
何故投資信託への積立投資か
私は米国株や日本株への投資も行っていますが、メインは投資信託への積立投資です。私が投資信託の積立投資を行っている理由が以下の4つです。
・長期的に投資すると損する可能性が非常に低い
・ポイントが貰えるので更に損しづらい
・難しく考える必要がなく、悩まなくて済む
・仕事が忙しくても継続的に続けられる
長期的に投資すると損する可能性が非常に低い
私は米国上場企業3500社に対して投資を行う「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」と米国の主要500社の株価指数であるS&P500と連動した「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に積立投資を行っています。
米国株の投資信託の積立投資を行う理由は米国株はずっと右肩上がりを続けているからです。アメリカは今後も人口が減る気配が無く、GoogleやAppleなどの将来性の期待できる企業が多数あることから、米国株は今後も株価が上がっていくことが期待できます。
上のグラフはS&P500指数の30年の推移のグラフです。過去30年の平均の利回りは9.3%となっています。短期的には下落するタイミングもありますが、運悪く最も利回りが低いタイミングで投資を行ったとしても、15年以上積立投資をすれば損をする期間は無いというデータもあります。
ポイントが貰えるので更に損しづらい
下の記事にも書いていますが、ネット証券最大手である楽天証券とSBI証券では投資信託の購入や投資信託を持っているだけでポイントを貰える制度があります。
最もポイント還元の多い楽天証券だと毎月の50000円までの積立購入に対して、1%のポイントが還元されます。また、投資信託の保有残高10万円に対して、毎月4円分のポイントが還元されます。
これらのポイントは全て投資信託や株の購入に充てることができるため、ポイントを全て再投資することで更に損しづらくなります。
難しく考える必要がなく、悩まなくて済む
私のような心配性の人間だと、一つの物を買うのにかなり吟味します。株式投資を行う際も即決をせずに、一晩考えてから投資を行っています。
正直、一つ一つの判断で精神的にかなり消耗してしまうんです。
投資信託の積立投資の場合、一度設定をしてしまえば後は毎月自動で投資信託を購入してくれます。いちいち、買う買わないの判断をしなくて済むため、精神的に消耗しなくて済みます。
仕事が忙しくても継続的に続けられる
前述の通り、私は何かを購入する前は入念に下調べをします。
投資一つ一つを判断するのに、人よりも多くの時間を要してしまいます。普段仕事をしているとなかなか時間の確保ができません。投資信託の積立投資なら、最初の一回の買う買わないの判断で済むため多くの時間を使わずに済みます。
まとめ
ビビリで心配性な私が何故、投資始めることへの踏ん切りがついたか分析しました。自分のリスク許容範囲はどのくらいか、アクションをしないことによるリスクは無いか考えることが重要かと思います。
他の記事で投資のやり方や結果について書いているので、是非参考にしてみてください。
今回の記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。それでは!