【楽天モバイル】新プランRakuten UN-LIMIT VIを三大キャリアと比較して解説

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今回は2021年1月に新しく発表された楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」について三大キャリアのプランと比較しながら解説します。ドコモの「ahamo」発表から値下げ競争が急加速した各社のプランですが、楽天モバイルもこの流れに対抗した新プランを発表しました。従来の「Rakuten UN-LIMIT V」からさらにお得なプランになっています。

Rakuten UN-LIMIT VIとは

2021年1月に楽天モバイルから発表された新プランです。従来のRakuten UN-LIMIT Vをグレードアップしたプランで、すでにRakuten UN-LIMIT Vを利用している人は自動でRakuten UN-LIMIT VIに移行されます。

Rakuten UN-LIMIT Vからの変化点

従来のRakuten UN-LIMIT Vはデータの使用量に関わらず、一律月額2,980円(税別)というプランでした。

ドコモのahamo発表前は三大キャリアと比較して非常に安いプランだったのですが、ドコモの「ahamo」,auの「povo」,ソフトバンクの「SoftBank on LINE」等の三大キャリアの格安プランの登場によって価格の優位性が薄れていました。

今回登場したRakuten UN-LIMIT VIは、従量課金制となって毎月のデータ使用量で利用料金が変わります。
最大料金はRakuten UN-LIMIT Vの料金と変わらないため、毎月データ量を20GB使用しない人にとっては値下げになります。家にWi-Fi環境がある方は外で動画でも見ない限り20GB使うことは無いと思うので、ほぼほぼ値下げになります。データを1GB使用しなかった月は料金が0円になる驚異的なプランです。

三大キャリアとの比較

https://network.mobile.rakuten.co.jp より引用

プラン料金だけで比較すると、楽天モバイル が頭一つ抜けて安いです。auのpovoのみ国内通話がオプションとなっており料金は2,480円ですが、国内通話5分かけ放題を付けると、三大キャリアは全てデータ利用量20GBで料金が2,980円になります。

例えば、月10GB利用したとすると楽天モバイル の場合料金は1,980円になりますが、三大キャリアの場合2,980円になり、楽天モバイル の方が1,000円お得になります

他にもRakuten Linkという通話アプリを利用することで、楽天モバイル は国内通話が無料でかけ放題になります。また、三大キャリアの格安プランの場合キャリアのメールアドレスは提供されませんが、楽天モバイル は2021年の夏にキャリアアドレスが提供される予定になっています。

また、最初の1年間は利用料が無料なのも他の三大キャリアには無い大きな特徴です。楽天モバイル の無料期間が設定されているうちに楽天モバイルを利用して、不満があれば無料期間が終わったら別のキャリアに移るといった使い方もアリかと思います。

また、楽天市場を利用している人であれば楽天モバイル はSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になるメリットもあります。楽天市場での買い物で貰えるポイントが1%増えます。

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイル の最大の欠点は、三大キャリアと比較して電波が繋がりにくいことです。料金だけで言えば、楽天モバイル 一択となりますが電波の繋がりにくさが最大のネックです。楽天モバイル の回線エリアはどんどん拡大しているものの、三大キャリアに比べるとまだ狭いです。また、楽天モバイル にはプラチナバンドが割り当てられていません。

プラチナバンドとは:4G回線で使用される700〜900MHzの周波数帯のことで、周波数が低いことから電波が回り込みやすく、周囲に遮蔽物があっても電波が届きやすいです。

楽天モバイル はプラチナバンドが割り当てられていないことから、屋内や地下の電波が他の三大キャリアと比較して届きづらく電波が悪くなってしまいます。

ただ、楽天モバイル回線が入らない場合はauの回線に切り替わり、5GBまでならauの回線を使用できるため回線エリアはあまり気にならないかと思います。

私は半年間楽天モバイル を使用していますが、普段スマホを使っていて特段電波が悪いと感じたことはありません。これから5Gが普及してくることを考えると4Gの周波数帯はそこまでネックにならないかと思います。これからエリアもどんどん拡大していきますしね。

他には、まだ設立して時間が経っていないこともあり、問い合わせをしてもなかなか連絡が返ってこないこともあるようです。

まとめ

楽天モバイル の新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」について解説しました。回線エリアの広さで劣っているところはあるものの、利用料金や初年度の利用料金が無料であることを考えると、かなり有力な選択肢のキャリアになってくるかと思います。

そもそも、ドコモが2,980円のプランahamoを出したのは明らかに楽天モバイルに対抗したものだと思いますので、楽天モバイルには携帯料金値下げの皮切りとして頑張って欲しいですね。

今回の記事が皆さんの一助となれば嬉しいです。それでは!

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