この記事で得をする人
SBI証券の口座を持っている人
SBI証券でつみたてNISAをしている人
楽天証券で毎月50,001円以上積立でインデックス投資を行っている人
今回はSBI証券で2021年から始まる投資信託のポイント新制度について解説します。
これまで、SBI証券では投資信託の保有でポイントは貰えましたが、投資信託の購入,投資信託の保有の二つでポイントが貰えるのは楽天証券の独壇場でした。
楽天証券の投資信託のポイント制度は下の記事で解説しています。
楽天証券では投資信託で利回りを期待しつつ、投資信託の購入,保有でポイントが貰え、ポイントをそのまま投資に回すこともできるため、毎月積立投資を行っている人はMUSTで利用するべきだと思います。
来年からSBI証券でも毎月の投資信託の積立購入でポイントが貰える制度が新設されますので、どのぐらいポイントが貰えるのか、条件等を解説します。
そもそもSBI証券とは
口座開設数500万以上の日本最大手のネット証券です。
株式の取引手数料も業界最安値レベルで、2019年のIPO(新規上場株式)の取り扱い数も楽天証券が28社に対して、SBI証券は86社と優れた証券口座となっています。
ただし、投資信託においては取扱投資信託数はほとんど変わりませんが、ポイント制度で楽天証券の方が優れた印象でした。
楽天証券では投資信託の①保有,②購入でポイント(楽天ポイント)が貰えましたが、SBI証券では①保有のポイント(Tポイント)のみしか貰えませんでした。
SBI証券の投資信託新ポイント制度
投資信託のポイント制度で、楽天証券に劣っている印象だったSBI証券でした。
しかし2021年2月以降(具体的な日程は未定)からSBI証券でも定期的な投資信託の購入に対してポイント(Vポイント)が付与される制度が新設されることが発表されました。
付与されたVポイントはSBI証券内の投資信託の購入にも使用することができます。
ポイント付与の条件は、三井住友カードで投資信託の購入を決済することです。
貰えるポイントは購入額の0.5%です。
楽天証券のポイントは1%のため、ポイントバックは楽天証券よりは少ないです。毎月の購入上限額はまだ発表されていません。
楽天証券のポイントの付与上限は毎月購入50,000円分(500ポイント)であるため、SBI証券の上限額が100,000円以上になると500ポイント以上貰えることになり、投資金額によっては楽天証券よりも多くのポイントを貰える可能性もあります。
SBI証券の新制度で得をする人
元々SBI証券でつみたてNISA等で投資信託を毎月購入していた人はポイントが貰えるようになるため、お得になる可能性が高いです。
ポイント付与の条件は三井住友カードでの引き落としになるため、カードの発行を検討してみてください。
また、毎月投資信託を楽天証券で50,001円以上購入している人は楽天証券で投資信託の購入で貰える毎月のポイント上限500円を超えているため、SBI証券の新制度を検討する価値はあると思います。
まとめ
SBI証券で来年以降始まる、投資信託の定期購入のポイント付与制度について解説しました。
まだ発表されていないことも多く、今後の発表が楽しみな制度です。
今後も各証券会社の制度はどんどんお得になっていくと思うので、複数口座開設をして良いとこ取りをしていきましょう!
今回の記事が皆さんの豊かな暮らしの一助となれば嬉しいです。それでは!